泥眼書房

【2023/11/8　再販しました】 11/11(土)の文学フリマ東京37に併せて再販を行いました。再販分はフォント数を少し大きくし、見やすくなりました。 この街で探偵を雇いたいなら、適当な電柱を探してみるといい——。 ヒトとケモノが混ざり合って暮らす国、丹本(にほん)。中心街を取り囲むようにはびこるスラム街「ガラ通り」で、人々は今日も暮らしている。ポップ×アングラな世界観で繰り広げられるケモノ系下町アングラ群像劇。 悪徳探偵と詐欺師の攻防を描いた「探偵は縛られない」、とある男が団地の地下で目にしたおぞましい光景を語る「蛭飼い」、バーの隠し部屋で行われる血なまぐさい裏稼業に迫った「がまのあぶら」など、血と暴力と邪気がうずまくガラ通りの日常をさまざまな視点から切り取った八編の短編を収録。 ※一部の話に暴力描写・ホラー描写を含みます ※こちらの作品をお買い求めの方に、「めいしおり」を1枚ランダムでお付けします A6文庫判/モノクロ/挿絵なし/190p